公益財団法人 長崎東同窓会奨学会 奨学会からのお知らせ
奨学会への寄付金のお願い
「東高の現役高校生を側面から支援していく」「魅力ある東高が、未来永劫輝き続けるために」― そのような思いから、同窓生の皆さんに寄付をお願いしています。通年1口1万円から受け付けています。
年々、生徒の数が減少している。
長崎県が公表している県立高校の生徒数を見ると、令和に入り2,700人ほど減少しています。その影響は全日制にも及び、毎年約300人の減少が見られます。このような傾向は長崎市を中心とした公立5校も例外ではなく、数年前から定員割れしているところもあり、生徒数の減少とともに高校の統廃合も今後の議論になると想像できます。
魅力ある学校づくりに取り組んでいる東高
東高では、平成7年に普通科10学級のうち、2学級を英語人文(龍馬)コース、数理科学(シーボルト)コースとして新設。他校に先駆けて、いち早く差別化を図っています。また、平成15年8月に長崎東中学校を設置、中高一貫の教育校として、翌年4月1日に開校し新たなスタートを切りました。さらに、平成27年4月に国際科を設置し、同年文部科学省のSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)研究校の指定を受け、グローバルに活躍する生徒を育てるなど、魅力ある学校づくりに取り組んでいます。
公益財団法人長崎東同窓会奨学会の設立とその目的
東高同窓会では、平成28年7月に公益財団法人長崎東同窓会奨学会の前身となる一般社団法人長崎県立長崎東高等学校同窓会教育振興財団を設立し、公益財団法人への移行を目指し活動を開始しました。初年度は同窓会から95万円を支出し、欧州視察(2人)、ベトナム(12人)など、7事業119人に対し支援を行いました。その後、平成29年4月に公益財団法人へ移行しています。
平成30年11月に創立70周年を記念して、公益財団法人長崎東同窓会奨学会の設立を広く案内、同窓生を中心に寄付を募り、現役東高生の教育を支援する活動を本格化させました。東高は、5ヵ年のSGH指定終了後、令和3年からWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアル構想支援事業の指定を受けており、その支援と東高生の欧州等海外への派遣事業を側面から支える取り組みが、奨学会の大きな事業です。
WWLや欧州等海外への派遣事業は、世界で活躍する人材育成を目的としており、10年間毎年継続して実施するための財源を確保するため、折に触れては同窓生の皆さんに寄付をお願いしています。「東高に入りたい」と願う子供たちがもっともっと増えるように、この活動を続けます。
公益財団法人長崎東同窓会奨学会への寄付
毎年6月1日を基準に会報ひがしを皆さんにお届けしていますが、その中に同封されている郵便局用の振込用紙A票をお使いください。寄付する金額を記入して、送金手続きするだけです。後日、記念品として東高70周年記念沿革誌をお送りします(初回のみ)。
また、郵便局以外で寄付金を送金する場合は、その後の手続きを確実にするために、「卒業回生」「名前(フルネーム)」「住所・電話番号」を必ずご記入のうえ、送金手続きをお願いします。
寄付金の税控除
公益財団法人長崎東同窓会奨学会への寄付は、確定申告時に税控除の対象となります。毎年1月に控除の証明書をお送りしています。
令和6年度の教育支援事業
国内外のフィールドワークとして、東高が今年度に計画しているカリキュラムは、ベトナム(3泊5日/6人)、ハワイ(4泊6日/3人)、沖縄(2泊3日/5人)、広島(2泊3日/6人)、東京(1泊2日/8人)などです。
また、このほかに本格的医療体験(佐世保総合病院1人)、英語ディベート大会への参加(東京5人)などが予定されていて、これらの費用はすべて皆さんの寄付による奨学会から教育支援事業費として交付されています。
これまでの実績
公益財団法人長崎東同窓会奨学会の前身である(一社)教育振興財団から始まった東高への教育支援事業ですが、広く同窓生に対し寄付活動を開始した平成30年度以降、集まった寄付金の総額は以下のとおりです。